こんにちは!
G.Wも終わり、通常の生活に戻った方が多いと思いますが、うまく切り替えはできていますか?
「長期連休のあとってどうしてもやる気が出ない」という方もいらっしゃると思います。
これが長引くと何事にもやる気が出ない…いわゆる「5月病」となっていきます。
具体的な症状としては、疲労感・倦怠感・やる気の喪失、まぶたの痙攣・頭痛・耳鳴り・不眠・肩こり・腰痛などが現れてきます。
これは自律神経の疲れと、働きの乱れによる症状と類似します。
つまり自律神経に対する治療を施せば治る症状です。
そんな自律神経の治療に有効的な治療法が鍼灸治療です!
鍼灸治療により、自律神経の疲れや乱れを癒すとともに、筋肉のこわばりも改善出来るので、まさに一石二鳥な治療法なのです。
先日ご用命を受けた患者さんも自律神経の乱れが関与している症状がありました。
症例報告
30代男性
主訴:不眠、肩こり
4月の終わりから連休に入ったそうですが、その頃から寝付きが悪くなり、夜中に何度も目が覚めてしまうことが多くなってきたそうです。
同時に今まで感じた事の無かった肩こりも感じるようになり、せっかくの連休なのに疲労感が取れないとのことでした。
触診してみると背骨と肩甲骨との間が正常値に比べてだいぶ開いてしまっており、それに伴い首も丸まってしまい、全体的に猫背状態。
脈診でも脈拍が弱く、リズムも乱れていました。
職場環境をお聞きしてみると夜勤などもあり、就寝時間がまばらだそうです。就寝時間にばらつきがあると自律神経のバランス
が乱れ、体内の活動リズムにも支障が出てきます。もちろん疲労も溜まり易く、十分な休息も取りづらくなります。
治療の方はまず上半身を中心に筋膜リリース施し、筋膜のこわばりが取れたところで、鍼を刺していきました。
まず足首の内側にある太谿、腰にある腎兪に刺しました。ここは人間に元々備わっている「元気」を補ってくれるツボです。
それから背中にある心兪、ここは自律神経の乱れを正すと共に心臓のポンプ作用を促す効果があります。
さらに肩甲骨周りの肩外兪、肩井、肩貞、天宗、曲垣などのツボと深部の方に残った筋肉のこわばりがある部分に刺していきました。
首へは天柱、瘂門、頭には百会、四神総、これらにも自律神経の乱れを整える作用があります。仕上げに万能ツボの手の合谷に刺しました。
ここで腰と肩甲骨周りには電気を流すことで、乱れた神経伝達も整えることができます。
施術が終わった後、背骨と肩甲骨の間の距離も正常範囲内に戻り、受けた患者さんご自身も姿勢の良さを実感いただけました。
翌日メールで「今朝は久しぶりに一度も起きることなく眠れました」とご連絡がありました。
仕事を変わることは難しそうですので、これから定期的にケアさせていただくことをご提案させていただきました。
定期的な治療により、効果がさらに長続きし、自律神経の乱れも少なくなり、耐性がついてきます。
自律神経系の症状でお困りの方も当院にお任せ下さい!
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