暑さが増してきて、梅雨入り前に夏がきたような気温になっていますが、お体の調子はいかがでしょうか?
暑さで注意力が散漫となり、思わぬ怪我に見舞われることもありますので、ご注意下さい。
先日、足裏の痛みでご用命をいただきましたので、症例報告をさせていただきます。
症例報告
名古屋市在住 50代女性 症状:右足裏の痛み
仕事柄よく歩くお仕事をされているそうで、以前から足のむくみや疲れを感じており、半月前から歩くとたまに右足のカカトがチクチクと痛みが現れていたそうです。ここ1週間は歩く度に土踏まずらへんにもズキズキとした痛みが出るようになってきたそうです。
病院に行っても特に異常が見つからず、湿布を貼っても全く症状が変わらないとのことで、今回施術させていただきました。
まずは触診から。
見た目からでも分かるくらいふくらはぎにむくみが出ており、ストレッチで可動域の検査をしてみると、股関節、膝関節、足関節の筋肉の柔軟性と可動域の低下、足のアーチ構造にも異常が見られました。
まれにカカトの骨に骨棘(骨のトゲ)が形成されている場合もありますが、触っても感じられませんし、病院でも異常ないと言われるくらいですから今回は出来ていないと判断しました。
今回の場合、ふくらはぎの筋肉疲労と血流低下により、筋肉の柔軟性と血液循環機能に異常が出て、足裏の筋肉をこわばらせているのではと想定し、予防も兼ねて両足とも施術を行うことにしました。
まずは筋肉のこわばりを取るためにふくらはぎに鍼を刺し、電気を流しました。
今回はツボを意識せず、トリガーポイントと呼ばれるポイントに鍼を刺していきました。
10分程電気を流した後、ふくらはぎの筋肉のこわばりが軽減しているのを確認してから、下半身のストレッチを行いました。
最初に検査した時より可動域も広がっており、患者さんもこの変化には驚いておられました。
入念にストレッチを施し、最後に足のアーチの矯正をして、肝心の右足裏の痛みの確認をしてもらいました。
床に立ってもらって足踏みをしてもらったところ、
「あれっ!?全然痛くない!治った!」
と、大変驚かれていました。
「重だるさも消えて、自分の足がこんなに軽い感じになるなんて、いつ振りかしら?(笑)」
と喜んでいただけたので良かったと思います。
お仕事の都合状、これからも歩く機会は続いていくと思うので、お家で出来るストレッチを指導し、定期的に施術もさせていただくことになりました。
足は地面と接している唯一の箇所です。
それだけ負荷も掛かりやすく、
ダメージが蓄積しやすい箇所でもあるので、
しっかりとしたケアが大切になります。
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