皐月

こんにちは！

 

大型連休が終わり、今日からお仕事という方も多いのではないでしょうか？

 

本日はそんな連休中に腰を痛めてしまった方の症例報告です。

 

症例報告

 

小牧市在住　30代　男性　Aさん

 

主訴：腰痛、臀部の重だるさ

 

元々、慢性的な腰痛持ちだそうで、ときどき臀部の方にもだるさを感じていたそうです。5日に自宅の水槽を掃除しようと水槽を持ち上げた時に腰から太ももの裏にかけてピリッと電気のような痛みが走ったそうです。以前にもギックリ腰を数回経験されているそうで、今回の件で「これはまずい！」と思われてのご用命でした。

 

痛みのレベル(※ペインスケール)は10段階中の7段階目あたり。

※痛みのレベルをMAX10として現在どれくらいの痛みを感じているかの指標

 

まずは検査から。

 

腰の曲げ伸ばし、回旋運動も本来の可動域よりも狭く、代償運動(他が動く事で本来の動きをかばってしまう事)が見られました。

 

ヘルニア診断に用いる整形外科テストのSLRテストが若干陽性気味でした。

 

しかし、当院では「ヘルニア＝骨・軟骨 の問題とはとらえません」ので、筋肉と内臓に対してアプローチをしました。

 

この「ヘルニア＝骨・軟骨の問題ではない」ことの説明についてはまた後日お話します。

 

では施術内容です。

 

使用したツボ

肝兪・腎兪・大腸兪・腰眼・次髎・後環跳・委中

 

硬結の強かった筋肉

脊柱起立筋・広背筋下部・腰方形筋・腸腰筋・殿筋群・ハムストリングス・大腿筋膜張筋

 

施術後の一言目で、「めっちゃ効いた！」を頂きました(ﾟ∀ﾟ)

 

場所が場所ですし、体力のある方でしたので、それなりにパルス刺激は入れさせて頂きました。

 

「硬さやだるさが一蹴されて体が軽い！」と良い反応も頂きました。

 

実際に腰の可動域も改善されて、代償運動もかなり軽減していました。ペインスケールも2くらいとかなり軽減しているので、あとは日常で簡易に行えるストレッチもレクチャーし、この日の施術を終えました。

 

よくヘルニアがあるからとか、骨と骨の隙間が狭い事を気にされている方が多いのですが、腰痛の場合、本当の原因は筋肉や内臓に問題がある事の方がダントツに多いのです。

 

健康診断の結果が良いから、血液検査に問題がないから365日、常に体調万全！って方はなかなかいませんよね？

 

それらに問題が無くても急に痛くなったり、ジワジワ痛くなったりしますよね？

 

痛くなった時だけ骨が変形していますか？そんなはずはないと思います。

 

一般的な常識を覆すような言い回しですが、これを機に、少しでも自分に身体に興味を持っていただけたらと思います。

 

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