熱中症

5月も残すところあとわずかですね(・∀・)

 

このところ、気温が異常に上がって、日中はとても暑い日が続いています。お天気ニュースを見ていると熱中症の注意喚起を促す声がチラホラ聞こえています。

 

多くはメディアなどで周知の事と思いますが、改めて熱中症とはどんな症状があるのか、重症度とタイプ別にご説明します。

 

Ⅰ度

熱失神(ねつしっしん)・・・暑さで脳に血液が送られづらくなっている状態で、症状としては「めまい」、「冷や汗」、「一時的な失神」が起こります。炎天下中にこれらの症状が見られた場合、足を頭の位置より高くして、涼しい場所で休憩しましょう。

 

Ⅰ度

熱痙攣(ねつけいれん)・・・大量に汗をかいたあとに水のみを摂取し、塩分が不足している時に起こりやすい症状です。汗の中には塩分(ナトリウム)も含まれています。例えば真夏時に激しいスポーツなどで10ℓの汗をかいた場合、約30gの塩分が体内から放出したことになります。この場合だと非常に喉が渇き、血圧が低下していきます。この時に水分だけ摂取すると、血液濃度が下がってしまい、筋肉の浸透圧が低下し、筋肉中に水が入り込み、膨張してしまいます。その結果、ひどい筋肉痛のような痛みや痙攣が起こります。大量の汗を書いた場合は、水のみでなく、手元に塩があれば1ℓに対して9gの塩を混ぜたものを摂取するとよいでしょう。もしくはスポーツ飲料水を少し水で薄めた物がオススメです。

 

Ⅱ度

熱疲労(ねつひろう)・・・炎天下の中、大量に汗をかいたことにより、体内の水分や塩分が体外へ放出され、血管の拡張、脱水による血流低下、つまり低血圧状態になってしまいます。それでも体温調節機能は働いている為、発汗は引き続き起こります。症状としては全身の倦怠感や吐き気、頭痛、意識障害も引き起こすことから、重度の熱中症として注意が必要です。

応急処置としては、衣服を緩めて風通しの良い、木陰などの涼しい場所に移動し、熱痙攣と同様に水分補給を行って下さい。

 

Ⅲ度

熱射病(ねっしゃびょう)・・・熱疲労が悪化した状態を指します。脱水症状が進み、体温調節機能が働かなくなるため発汗が止まります。すると本来、汗として外に逃がしていた体温が体内にこもり、体温が40度を超えてくる場合もあります。この時から話しかけに対して応答できなくなるなどの意識障害や、41度になると体が痙攣し始め、42度に達すると細胞が壊死し始め、中枢神経や心臓、肝臓、腎臓などの内臓器に重篤な障害をもたらし、最悪死を招く恐れもあります。この場合は早急に救急に連絡する必要があります。また到着までの間で体に水を掛けたり、涼しい場所で首や脇、股関節などの太い血管が通る部位を冷やしてあげて下さい。

 

汗の有無は人間が安全に生活する上では欠かせない目安になります。

 

既述した通り、汗かくことで体温を調節し、喉の渇きは早期の水分補給を促す警告でもあります。

 

自分は室内にいる事が多いから大丈夫と安心せず、少なくとも1時間に1回、水分摂取する時間を設けるようこれから注意してください。

 

なお、アルコールやコーヒーは成分中に利尿作用があるので、補給というより、脱水を促してしまうので、水分補給としては控えるといいでしょう!

 

正しい知識を身に付ければ、熱中症も怖くありません。

 

これから迎える夏を歓迎してあげましょう♪

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