全身のだるさと不眠

こんにちは!

 

7月に入り、本格的な暑さとともに、湿気の影響で蒸し暑さもかなり感じる季節になってきました。

 

エアコンがあれば、除湿するだけで相当涼しく感じますが、自分の部屋にはエアコンがありませんので、ひたすら扇風機に頑張ってもらっています。

 

そんな今回の症例報告は、6月から全身のだるさと不眠に悩まされている方の症例報告になります。

 

症例報告

 

小牧市在住 40代 女性 Yさん

 

症状:全身のだるさ(倦怠感)、ふくらはぎのむくみ、不眠

 

6月入った頃ぐらいから足のむくみが気になりだし、寝ても疲れが取れないくらい朝から全身のだるさを感じるようになって、6月の2週目くらいからは寝付くのも時間がかかるようになってしまったそうです。

 

デスクワークの仕事をされているそうですが、特に最近は仕事の忙しさなどはなく、普段と変わりない生活をしていたそうです。慢性的に首・肩・背部のコリは感じていたそうですが、特に治療をしたり、マッサージをしに行くことはされなかったそうです。

 

まず触診で全身を診てみると、足だけでなく、顔や手先などもむくんでいました。それに足の冷え、整形外科テストなども診てみると、これも全体的に筋力の低下や可動域の低下が診られました。

 

脈も診てみると、肺と腎に相当する脈拍が弱くなっていました。

 

(※現代医学と東洋医学とでは臓腑の概念が多少異なりますので、必ずしも症状が一致するわけではありません。この後でてくる臓腑は東洋医学の観点から見た臓腑の説明になります。)

 

特にこの湿気が多い梅雨時期になると、湿気に弱い肺は機能が低下しやすくなり、呼吸循環が悪くなることで全身に十分な酸素を送り込む事がしづらくなってしまいます。

 

また腎は体の水分代謝に関わる臓腑でもあります。湿気によってこの代謝能力も低下し、行き場を失った水分がむくみとして膨れ上がるというわけです。

 

また腎は生命活動に必要な「精」を産み出す臓器と示されています。要は「元気の源」みたいなもののことです。この「精」は両親から譲り受ける遺伝子的な「先天の精」、食べ物から得られる「後天の精」の2種類に分けられます。

 

これが日頃の不摂生などにより減少していくことによって、老化が早まったり、疲れを感じやすくなったり、睡眠障害を引き起こします。

 

と話が逸脱してしまいましたが、今回は経絡治療をベースに治療していきました。

 

使った経穴

・百会・四神総・天柱・肩井・肺兪・腎兪・大腸兪・膀胱兪・合谷・尺沢・後環跳・太谿・照海・三陰交・肓兪・気海

 

今回は針を刺したままの状態でしばらくおいておく「置鍼(ちしん)」にて施術しました。

 

針を抜いてから体幹、下肢のストレッチを行い、体の状態を聞いてみると、今まで感じた事のないくらい体が軽くなったと喜んでいらっしゃいました♪

 

また次回の予約もとっていただき、引き続きケアさせていただくことになりました。

 

今回のように「体がだるおもい」「不眠」などの不定愁訴や代謝異常によるむくみなどには、鍼治療がとても有効です。お困りの方は一度ご相談だけでもご連絡下さい。

------------------------

小牧市、春日井市、岩倉市、名古屋市北部

などのご自宅、施設へ出張治療いたします!

首こり・肩こり・腰痛・自律神経失調症

むち打ち・交通事故の後遺症・スポーツ傷害

美容鍼

お任せ下さい!!

 

ケーズ鍼灸治療院

受付9:00~19:00

WEB予約(クリックしていただくと予約ページに移ります)→予約する

090-9261-1676

アメーバブログ→http://ameblo.jp/ks-shinkyu

休診日:日曜