偏頭痛・首・肩・指先のしびれ

現在、日本国内には偏頭痛でお悩みの方が約900万人いるという研究データがあります。(日本頭痛学会調べ)

典型的な偏頭痛としては片側にズキンズキンとする拍動性の痛みを伴い、時として吐き気などにも襲われることがあり、その症状は個人差があります。

そんな今回は長年偏頭痛でお悩みの方の症例報告です。

【症例報告】

一宮市在住

40代男性

お悩み：右側の偏頭痛、首から肩・上腕後面にかけて引っ張られている痛み・違和感、腕から指先にかけてのしびれ、慢性腰痛

学生時代から30代まで日本拳法やK-1などの格闘技をやられており、ハードなトレーニングやスパーリング、試合でかなりの打撃を受けていたそうです。

20代半ばから首から右肩、右腕にかけて引っ張られる感じとしびれを感じ、整形外科でレントゲンとMRIを撮られた時に言われたのが、「頸椎と頸椎の間の隙間が狭く、神経を圧迫している。とりあえずリハビリをしながら様子を見ましょう」と言われ、半年くらい根気よく通ったそうですが、一向に良くなる気配がなく、だましだまし競技を続けていたそうです。

写真は当時の頸椎のレントゲンとMRI画像をクライアント様ご本人様から頂いたものになります。ご本人からも了承を得て掲載しております。

矢印の部分が神経が触れていると思われる箇所です。

これに加えて30代半ばから偏頭痛を感じる頻度が増えてきて、ひどい時は吐き気を催してしまう時もあるそうです。特に気圧の変化が著しい時程、顕著に起こるそうで、スマホの気圧の変化を読み取るアプリをダウンロードして常に気にしながら生活しているそうです。

首・肩・腕にかけては常時つっぱりを感じているそうで、今日(晴天)に関しては偏頭痛はないとのこと。

首を左右に曲げたり、前後に倒したりしてもらうと引っ張り感が悪化し、右指先にしびれが出てくるとのこと。

筋力テストでも肩や腕の筋肉の弱化がみられ、触診時でも首・肩・背中・肩甲骨周り・腰と広く筋緊張がみられました。

これらをもとに、神経伝達の不具合と過度な筋緊張による症状と見立てをし、施術していきました。

左右の足の長さにばらつきがあったこともあり、始めにアクティベータで全身の神経伝達のエラーを改善していきました。

当初はうつ伏せ状態で膝を曲げると腰に痛みがあったのが、アクティベータ後は消失し、足の長さもピッタリ揃いました。神経伝達が改善したことにより、余計な筋肉の緊張も取れ、「引っ張りを感じる箇所がよりピンポイントになってきた！」とお体の変化を教えて頂きました。

次にそのポイントに対して鍼治療をしていきました。

今回は本数多めです。

フレア現象(鍼が刺さっている皮膚面が赤く発赤する事)もしっかり出ており、患部に血流が集中して治癒を促している証拠にもなります。

施術後も身体の軽さとともに、首・肩・腕の引っ張られるような痛みが消失したと大変喜んでおられました♪

SNSにも今回の初めての治療の感想を紹介して頂きました(^^♪

次回のご予約もして頂き、引き続きこれからもしっかり治療を継続して症状を軽くしていき、全てのお悩みが解決に向けてサポートをさせていただきます(*'▽')

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