本日は美容鍼にも関係がある、お肌のことについてお話します。
私たちの肌は一定のサイクルで新しく生まれ変わっています。この仕組みを「ターンオーバー」と言います。このターンオーバーが乱れると、肌荒れやニキビ、吹き出物などの肌トラブルの原因にもなります。
まずは肌の再生サイクルを図で解説していきます。
人の肌の再生は約6週間のサイクルで起きています。もちろん個人差ありますので早い人もいれば遅い人もいます。そしてTゾーンは比較的遅くて、目元や唇は逆に早いのが正常です。
表皮の一番奥にある基底層から新しい皮膚細胞が生成され、それが毛細血管を流れる血液中の酸素により成長しながら上へ押し上げられて肌の表面に出てきます。やがてその上に上がってきた皮膚細胞はアカや古い角質として剥がれ落ちていく、この繰り返しになります。
真皮は表皮のさらに下層にあり、成分の7割がコラーゲンで出来ており、そこにエラスチンやヒアルロン酸といった繊維で構成されています。
皮脂膜とは皮脂腺から分泌された皮脂と、汗腺から分泌された汗などが混じりあってできたもので、肌表面からの過剰な水分の蒸散を防ぎ、潤いを保つ作用がある膜のことです。
では「このターンオーバーは年齢と共に遅くなるものだから、早ければ早い方が良い」などと言う説もありますが、もしもターンオーバーが早い状態なのに、さらに早めるケアをしてしまったらどうなるか。。。ご想像できますでしょうか?
それではターンオーバーが遅い肌について説明をしていきます。
年齢と共に、ターンオーバーは遅くなってくる傾向は確かにあります。遅くなってくると、毛細血管から長い間酸素をもらい、しっかりと角質が育ち、硬い肌になります。肘や踵とかがそうです。
でも「ターンオーバーが乱れている」というのを、『遅くなっている』と誤解されていませんか?
皆さんのお顔の皮膚は、そんなに鈍感なお肌なのでしょうか??
実は、私たちは特別な行為をしています。それはクレンジングや洗顔です。私はお化粧をしませんので洗顔のみですが(笑)
洗顔では落とせないぐらいの油汚れ(お化粧)を、クレンジングは落としてくれます。その際、お肌に必要な油分(細胞間脂質、NMF、セラミド)が流出し、角質が剥がれやすくなってしまいます。油汚れを落とす洗剤が手についても、比較的角質が厚い手であっても肌荒れするように、お肌はとても乾燥しやすくなるのです。手が荒れたらハンドクリームを付けるように、それで洗顔後に化粧品で水分と油分を補うというわけです。
強いクレンジングや洗顔を長い時間使用してしまうと、本来まだ付いていないといけない角質が剥がれてしまい、怪我をした時と同じように、すぐに皮膚を作ろうと慌ててターンオーバーを早めようとするわけです。ターンオーバーが早くなると、毛細血管から酸素を十分にもらうことなく、まだしっかり育つ前の弱い未熟な細胞が上に上がってしまいます。そんな未熟な細胞は非常に脆く、簡単に剥がれやすくて、再び洗顔などで簡単に剥がれてしまい、ますますターンオーバーが早くなっていくわけです。
このようにターンオーバーが早まってしまうと、乳液を付けても乾燥するだけでなく、頬の赤みが強く出るようになり、肌荒れしやすくもなります。皮脂が多い人だとニキビが出来るようになり、また鈍感な肌とは逆の過敏な肌へと変化していってしまいます。
久しぶりに書いていたら熱がこもってしまい、長文になってしまいました(;^_^A
この続きはまた後日にお話しますね。
続きの内容としては
「何歳くらいからターンオーバーは遅くなるの?」
「ターンオーバーを乱れさせる原因は?」
についてお話しようと思っていますので、更新を気長にお待ちくださいませ(笑)
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